国際条約・漁業資源管理機関

主な漁業管理機関の管轄海域・魚種

   CCAMLR-Y

CCAMLRhttp://www.ccamlr.org/

南極大陸に境界を持つ海域のうち、大陸より南に位置するか、大陸より北の海域で、南緯50度西経50度から始めて、東へ東経30度までたどり、そこから北へ南緯45度までたどり、そこから東へ東経80度までたどり、そこから南へ南緯55度までたどり、そこから東へ東経150度までたどり、そこから南へ南緯60度までたどり、そこから東へ西経50度までたどり、そこから北にたどる線で囲まれる海域。

 

 当研究所対応種:ナンキョクオキアミ、 メロ類(マジェランアイナメ、ライギョダマシ)
CCSBT-B

CCSBThttp://www.ccsbt.org/

海域は定められていないが、ミナミマグロの回遊する海域が相当する。

 

 当研究所対応種:ミナミマグロ
IATTC

IATTChttp://www.iattc.org/

太平洋のうち北米・中米・南米に境界を持ち、さらに以下の3基線で区切られる海域。

1. 北米からのばした北緯50度の緯線が西経150度の経線と交差するまで

2. 西経150度の経線が南緯50度の緯線の交差するまで

3. 南緯50度の緯線から南米の海岸線まで

当研究所対応種:マグロ類、カジキ類、サメ類、混獲種

ICCAT-G

ICCAThttp://www.iccat.int/

大西洋及びその付属海域。

 

当研究所対応種:マグロ類、カジキ類、サメ類、混獲種

IOTC-L-B

IOTChttp://www.iotc.org/

インド洋(FAO統計海区51及び57)とその付属海のうち、南極前線(南極収斂線)より北で、インド洋に来遊する高度回遊性魚類の保存と管理のために必要と考えられる海域(ただし、西の境界はFAO統計海区より10度広くとられ、東経20度とし、ICCATの管轄と区分けをしている)。

 

 当研究所対応種:マグロ類、カジキ類、サメ類、混獲種
ISC2-Y

 ISChttp://isc.fra.go.jp/

北太平洋(赤道以北)

 

当研究所対応種:マグロ類、カジキ類、サメ類

IWChttps://iws.int.home

締約国の母船式捕鯨、基地捕鯨、捕鯨船が操業している全水域。

 

当研究所対応種:鯨類

NAFO(http://www.nafo.int/)

 

北西大西洋の漁業資源の最適利用,合理的な管理及び

保存を促進する国際漁業機関。

 

 当研究所対応種:カラスガレイ,アカウオ

NPFChttps://www.npfc.int/

 

北太平洋の公海域における漁業資源(マグロ・カジキ類、鯨類、サケマス類を除く)の保存と持続的利用及び海洋生態系の保護を目的とする地域漁業管理機関。

 

当研究所対応種:クサカリツボダイ、キンメダイ等の底魚類

 

SEAFO(www.seafo.org)

 

南東大西洋地域における漁業資源(高度回遊性魚種,大陸棚の定着性種族を除く)の持続的利用の促進を目的とする地域漁業機関。

 

 当研究所対応種:メロ,マルズワイガニ
WCPFC2-G

WCPFChttp://www.wcpfc.int/

以下の定義で南と東の境界を定めた太平洋海域:オーストラリア南岸から東経141度の経線をたどり南緯55度に到達するまで;そこから東に南緯55度の緯線をたどり、東経150度に到達するまで;そこから南に東経150度の経線をたどり、南緯60度まで到達するまで;そこから東に南緯60度の緯線をたどり、西経130度に到達するまで;そこから北に西経130度の経線をたどり南緯4度に到達するまで;そこから西に南緯4度の緯線をたどり、西経150度に到達するまで;そこから北に西経150度をたどる。

 当研究所対応種:マグロ類、カジキ類、サメ類、混獲種

SIOFA (http://www.fao.org/fishery/rfb/siofa/en)

南インド洋の公海における漁業資源の長期的な保存及び持続可能な利用を確保すること並びに協定の締約国であり対象水域に隣接する開発途上国のニーズを考慮して、同水域における漁業の持続可能な発展を促進することを目的とした地域漁業管理機関。

 

  当研究所対応種:キンメダイ、ミナミクサカリツボダイ等の底魚類