カツオ耳石処理に関するトレーニングワークショップが開催されました。(平成29年10月5日~6日)

 平成29年10月5~6日にタイ王国・バンコクにある東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC)の漁業訓練部局研修所(サムットプラカーン)にて、カツオ耳石処理に関するトレーニングワークショップが開催されました。当研究所の研究者(清藤秀理、大橋慎平、田中文也)が招聘され、資源評価に必要な生物情報の重要性などについて講義を行うとともに、耳石標本作成のための実習を行いました。ワークショップには、インドネシアの研究機関、SEAFDEC、カセサート大学から13名の参加がありました。 実習では、耳石取り出しから顕微鏡下で輪紋観察するための標本作成までの一連の流れを、スライドや動画を使用しながら説明しました。参加者は熱心に取り組み、標本作成の難しさも実感できたとのことでした。
 
 ・トレーニングワークショップ参加者
・講義の様子 ・カツオ耳石取り出し実習
   
 ・顕微鏡下での耳石処理  ・カツオ耳石輪紋について議論