第67回談話会報告
 

演題及び演者:

「セーシェル、モルディブ、スリランカにおけるまぐろ漁業・統計について」

Jukiette Dorizo   (セーシェル)
Sinan Hussain    (モルディブ)
J.A.D.B. Jayasooriya(スリランカ)

時間:平成17年11月25日(金)

概要:  

海外漁業協力財団(OFCF)の基金による、IOTC(インド洋まぐろ類委員会)・OFCFまぐろ漁業統計改善共同プロジェクトが、平成14年から開始されました。本プロジェクトは最大5年間の予定で、今年度(平成17年度)は、その4年目にあたります。プロジェクト活動の一つとして、海外漁業協力財団がIOTC加盟国の、特にまぐろ漁獲量が多く、その漁業統計に改善が必要な途上国2−3カ国から統計業務実務者を、毎年日本へ招き、日本の漁業統計収集、処理業務を中心に資源・漁業管理などを研修するプログラムがあります。

今年は、上記のセーシェル、モルディブ、スリランカより研修生が各1名、11月13日に来日し約1ヶ月研修を国内の水産機関で受けてきています。遠洋水産研究所では、11月21日-25日において、まぐろ漁業統計・生物統計収集システムに関する講義を浮魚資源部の宮部、佐藤各講師および近海かつお・まぐろ資源部の魚崎、山田各講師より受講しました。今回、本研修の機会を利用して、3カ国のまぐろ漁業・統計の概要および津波の影響などに関し、遠洋水産研究所の標記所内談話会において発表することになりました。各自の発表の最後には各国の観光スポットも紹介されます。


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