演題:オーストラリアでの長期在外研究を終えて
演者:海洋・南大洋部 川口 創
場所:遠洋水産研究所大会議室
日時:平成10年12月1日 15:00~16:00
講演の概要: 平成9年11月から、科学技術庁長期在外研究員としてオーストラリア南極局で一年間の在外研究を行った川口 創氏が任期を終え帰国したのを機会に、同国の研究事情を紹介してもらった。 講演では先ず、長期在外研究制度について、応募から選抜されて渡航するまでの具体的な手順が、自身の例をもとに示された。続いて、滞在先の研究所の組織や運営体制、効率的な研究を支援するさまざまな仕組、調査船、研究所と地域社会との関わりなど、多岐にわたる内容が自身の研究内容を交えて紹介された。 研究者や研究機関の活動とその背景となる個人や社会の関連を長期滞在者ならではの視点で示すと共に、我々の研究活動に活かせるヒントが多く散りばめられた講演であった。 談話会へ戻る