第2回談話会報告

演題:調査船についてのいろいろ

演者:水産庁調査船開洋丸船長 山中完一

場所:遠洋水産研究所大会議室

日時:平成10年3月23日15:00~17:00

講演の概要:

これまでの山中船長の経験をもとに、水産庁調査船とそれに関係する水産庁担当部局の変遷、地方船と中央船の待遇および情報量の違いなどについて紹介し、今後の調査船の方向性について述べられた。

 調査船では調査期間内においても調査員と船員の間での検討によって、調査内容をさらに向上、充実させることが可能であり、その点が用船とは大きく異なり、調査船のメリットであろう。

 乗船調査員と船員との関係については、船員たちがその調査の内容および意義について知ることは彼らのやる気、信頼を生み、調査が順調に進む。調査中も、その調査内容の意義についてことあるごとに船員に説明を行い、コミュニケーションをとることがとても大切である。

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