外洋資源部

鯨類資源、外洋底魚資源、外洋生態系の研究

スジイルカ

ヤギ目サンゴ(中央黄色)

桁網調査風景(天皇海山、

開洋丸)


  鯨類(くじら,いるかの仲間)は世界各地で食料や工業用原料として広く利用されてきましたが,国際的な反捕鯨運動の影響を受けて,国際捕鯨委員会(IWC)は1980年代中頃より商業捕鯨を全面的に停止しています。しかし,それ以降,IWC科学委員会では新しい資源管理方式の開発や資源の詳細な評価を進めており,外洋資源部は国際的視野に立ってこれらの作業の進捗に貢献し,一刻も早い捕鯨の再開を目指しています。一方、小型捕鯨業やいるか漁業,ホエールウォッチング,混穫や生態系管理の問題など,鯨類を取り巻く状況は多様化しつつあります。 

  現代の漁業管理では,海洋生物資源の持続的な利用だけでなく,海洋生態系の保全も求められています。外洋資源部では,北太平洋,大西洋,南極海などの底魚漁業管理の基礎となる科学的なデータや試料を収集し、漁獲対象資源の状態やそれを取り巻く生態系の特性を分析しています。漁業が資源や生態系に与える影響を評価することにより、適切な管理に向けた科学的助言を行っています。

外洋資源部では、これらに対応した調査研究を行っております。