セッキハダカ(Stenobrachius nannochir

耳石の形状

OL/OH=0.8-1.0。全体に縦長の平行四辺形から長方形。ほぼ同じ幅の短い嘴状突起と上部嘴状突起があるが、他の突起や鋸歯はない。耳石の後縁部は下縁に対してほぼ垂直。大型個体では耳石の後縁に浅い後部開口切刻部が入る。耳石の表面は滑らか。耳石内面はほぼ偏平で、外面は丸みをおびてやや盛り上がる。

混同しやすい他種

コヒレハダカは耳石後縁と下縁の角度は90度以上に開き、全体に縦長の平行四辺形。ミカドハダカは嘴状突起の突出が小さく、上部嘴状突起とほぼ同じ形。後部開口切刻部はより顕著。全体にコヒレハダカよりもより縦長の長方形。

分布と生態

北太平洋亜寒帯水域に分布。日本近海では北緯30度前後まで親潮潜流、黒潮中・深層水中を南下する。昼夜ともに600-700m層 (2-4℃) を中心に分布する。