ホタルビハダカ(Lampadena urophaos)

 

耳石の形状

OL/OH=1.8。嘴状突起はあるが、上部嘴状突起はないかわずかに突出する。成長につれ後部開口切刻部が発達し、耳石後方1/3ほどは上半分が消失する。さらに成長するに従い、耳石前方1/3ほども切刻部が発達し、上半分が消失する。その結果、耳石の上半分は中程1/3を残すのみになり、全体として「舟形」になる。耳石の周縁には鈍鋸歯や鋸歯が並ぶ。表面はやや粗。内面、外面ともに偏平。

混同しやすい他種

カガミハダカに似るが、カガミハダカでは前部に入る欠刻が大きい。また、耳石下縁も摩耗が進むために、特に耳石前半部が細くなる。

分布と生態

北太平洋の北緯25度-42度の海域及び北大西洋の中緯度海域に分布。ハワイ沖で採集される小型個体 (17-115mm SL) は昼間620-775m層に分布し、夜間に95-140m層に浮上することが報告されているが、黒潮・親潮移行域で採集される大型個体 (105-125mm SL) は、昼夜それぞれ400-600m層、400-500m層に分布するとの報告がある。