スイトウハダカ(Diaphus gigas)

 

耳石の形状

OL/OH=1.3。全体に卵形。嘴状突起に対し、上部嘴状突起はやや小さいが明瞭に突出し、やや深い前部開口切刻部をなす。下縁に細かい鋸歯がある。上縁部の後半は大きく欠け、後部開口切刻部となっている。全体に外面への反り返りが大きく、内側の表面は粗面でざらざらしている。

混同しやすい他種

他のハダカイワシ属は、一般的に耳石高がスイトウハダカに比べてやや低い。また、スイトウハダカでは後部開口切刻部から後縁にかけては比較的直線的で折れ曲がりながら続くが、他のハダカイワシ属では後部開口切刻部が大きくないか、後部開口切刻部から後縁にかけて、大きく曲線的に曲がっている。

分布と生態

北太平洋温帯域に分布。夜間には昼間の生息層 (500-700m層, 3-4℃) から60-400m層 (4-6℃) に浮上する。