3月上旬にフランスよりPatrick Lehodey博士を招聘し、海洋生態系モデル SEAPODYM (Spatial ecosystem and population dynamics model)のセミナーを 開催します。
SEAPODYMは外洋域の海洋物理環境から高次捕食者までをカバーしたend-to-end型の生態系モデルで、高次捕食者の食物環境、産卵環境、ハビタット選択性や移動回遊を大洋規模で考慮した空間構造モデルになっています。
講師のLehodey博士は、SEAPODYMの開発者であり、また、気候変動と漁業が外洋生態系に及ぼす影響に関する国際研究計画CLIOTOPの共同議長として精力的に研究を展開されています。今回の来日では横浜市と静岡市で計2回のセミナーが開かれます。横浜では生態系モデルとしての基本的特徴、静岡ではカツオ・マグロ 類へのモデルの適用に重点を置いて講演していただく予定です。
皆様のご参加をお待ちしております。
話題:空間構造を考慮した海洋生態系モデルSEAPODYMの特徴と応用
講師:Patrick Lehodey博士(フランスCLS)
【第1回】 日時:2010年3月1日(月)15:00〜
場所:水産総合研究センター 中央水産研究所横浜庁舎 1階ラウンジ予定
横浜市金沢区福浦2-12-4(横浜シーサイドライン:市大医学部前 下車)
※会場の関係上、参加される方は外洋生態系研究室 米崎 yonez@affrc.go.jp (@を半角にして送信)まで事前にご連絡下さい。
【第2回】 日時:2010年3月4日(木)14:00〜
場所:水産総合研究センター 遠洋水産研究所 2階会議室富士
静岡市清水区折戸5-7-1(JR清水駅より静鉄バス三保線:東海大学海技短大前下車) |