中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)科学小委員会議長に宮部温帯性まぐろ資源部長選出

     中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)は日本近海を含む太平洋中西部海域を管轄しており、世界最大のかつお・まぐろ類の漁獲量を誇る地域漁業管理機関である。その科学小委員会は、科学的根拠に基づいた信頼できる資源評価と適切な管理方策の提言を行う機能を与えられており、水産資源を持続的に利用する方策を具体化するために大変重要な役割を担っている。遠洋水産研究所温帯性まぐろ資源部の宮部部長が、昨年12月のWCPFC年次会合で、この科学小委員会の議長に満場一致で選出され、世界的にも、我が国にとっても最も重要なWCPFCの科学部門のトップという重要な任務に就くことになった。その任期は2009年1月から2010年12月まで、最長で2012年12月まで、となる見込みである。

5WCPFC年次総会(2008128日の開会式、大韓民国・釜山にて)

WCPFC科学小委員会の新議長に選任された宮部氏(20078月の第3WCPFC科学小委員会、ホノルルにて)


中西部太平洋まぐろ類委員会