第24回談話会報告書

演 題  オキアミのコンディション測定:現場におけるオキアミ生物特性の把握

演 者  ヒョンチュル シン(韓国海洋研究所)
           
日 時  9月26日(火) 11:00~12:00

場 所  大会議室

参加者  25名

概 要  


南極オキアミが厳しい南極海環境でどのような戦略をもって生き抜くかを明らかにする ためには、現場オキアミの生理生態の状態(コンディション)を把握する必要がある。

シン 氏の講演は、自然環境中のオキアミコンディションの測定手法開発に関するものであっ た。生理生態的状態を把握するための有用な指標として、核酸レベル、中腸腺の大きさ、 眼球の相対的大きさ、酵素活性、脱皮毎体長増加率等が紹介された。これらの指標は それぞれ数週間から数ヶ月単位のオキアミコンディションを反映していた。

今後、この指 標を今後自然界のオキアミに応用することで、数週間から数ヶ月さかのぼってオキアミの 栄養状態や成長を推定することが可能となる。シン氏はこれら開発された有用な指標を 用いて未知な部分の多いオキアミの現場における生体や適応戦略を近い将来明らかに してゆきたいという。

談話会へ戻る